火曜の勉強会特別編 ~人権を考える~ PART2

年が明けて1月21日、シャロームの家にて、2回目の

勉強会「人権ってなんだろう??」 -当事者活動の取り組みを通じてー

が開催された。

今回も約20名ほどが集まり、精神障害当事者会ポルケ代表の山田氏をお迎え

しての1時間半。

活動の軸としてきた人権、権利といったことを活動事例からお話しいただき、   自己紹介・質疑応答そして懇親会へ。

まだまだ、参加者の多く、そして当事者や支援者にも言えるであろうが、「人権」

を難しいもの、ととらえられていると思われる。

いかに人間として、が大きなテーマをなるが、もっと身近な「自分ごと」として

「生きづらさ」に向き合っていくことからスタートが可能であろう。

この日の5日後、YPS主催のイベント「身体拘束を体験する会」があり、

WEB記事でも紹介されている。

現代ビジネス
「動けるから大丈夫」患者を縛る精神科医の言い分が間違っている理由(佐藤 光展) @gendai_biz 人の意に反して体を縛り付け、自由を奪う行為は言うまでもなく犯罪だ。だが精神医療の現場では、精神保健指定医の指示のもとで「合法的な拘束」が日常的に行われている。国...

また、1月28日にもweb記事にて

東洋経済オンライン
精神医療を問うの記事一覧 | 東洋経済オンライン 精神疾患により医療機関にかかっている患者数は日本中で400万人を超えている。そして精神病床への入院患者数は約28万人、精神病床は約34万床あり、世界の5分の1を占めると...

が挙がった。

前者における被験者の談話、そして後者における当事者と当事者を支援する法律家

の言葉。

「自分ごと」とするにはあまりにかけ離れていると思われる方もいらっしゃること

であろう。

だが、現実として起こっていることであり、また、いつ、自分自身がその当事者と

なりうることも想定し対策を考慮することが「生きづらさ」に向き合うことである。

お話しされた中での大きなテーマは「合理的配慮」であった。

いったい、我々はどれだけの「優遇」を受けているのだろう?

これから、精神に生きづらさを抱える者にとって、社会の大きな枠組みが大きく

変わる可能性がある。

そのときになってから、ではなく、現時点から積極的に参加することにより「生き

やすさ」や「より善く生きるには」を獲得することができるのではないだろうか。

制度や支援の態勢に不満や不備が多く、説明の責任も果たされない。

事例から見えてくる現状をあぶりだし、声を挙げ、その声を集めていくことにより、

それぞれの「リカバリー」へと向かっていきたい。

告知として、第3回目が2月25日(火)18:30より開催される。

山田氏は「難しくなりがちなテーマをなるべく、自分事として思ってもらえるよう

に、わかりやすくお伝えできればと思います。(言うは易く行うは難しですが・・・)

と今回も気合充分、そしてやさしさも全開!

どこかの、障害者を政治の場に送り込む政党だけに任せてよいのか?

うつ病を患っている代表者に「NHKをぶっ壊」させるだけよいのか?

※YPSは政治的な団体ではありません

自分自身をどうしていくかは、自分自身で考えて、行動するしかありません。

そのためのヒントを、我々YPSは提供し続けて参ります。

ん?

いつもは単なるセ◎●ラオヤジのチャラ男のはずなのに、なんでこんなにマジメ

に語ってるんだろう?

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